厚生省のサイトより 今週の感染状況は?
とてもわかりやすいので厚生省のページを毎週チェックしています(写真をクリックすると厚生省のページにジャンプします。)
『今週は大きな変化はなく人口10万人あたりの感染者は50人でした。新規感染者の大半はデルタ株によるもので、EU全体的に同じ傾向にあります。ワクチン接種が進んでい
る国でも感染者数の上昇しているのは、これに起因すると考えられます。やはりこの感染力の強い変異株に対しては、ワクチン接種をさらに進めることが有効的だと思われます。そして感染経路の確定、日々の感染予防対策を徹底することが重要です。』
というようなことが書かれています。
イエローゾーンとは?
イタリアでは感染の状況により色分けされ規制が変えられるという対策がとられています。現在は、全国的にホワイトゾーンで屋内でのマスク着用義務や前ブログで書いたグリーンパスの提示義務、屋内施設の人数制限等、以前と比べると規制は大幅に緩和されました。この色分けは基本的には、1週間のデータを分析し州毎に規制が変えられていきます。下のグラフの赤丸で囲んだ部分が注目されているシチリア州とサルデニア州のデータで一番右端の列の数字が集中治療室全体のコロナ患者による病床使用率です。その左が一般病床のコロナ患者による使用率となります。ICU(集中治療室)の使用率のパーセンテージが10%、一般病床が15%を超えるとイエローゾーンとなる(感染者数や再生産数なども決定の要因となるようです)可能性が非常に高くイエローゾーンとなると屋外でのマスクの義務化や屋内施設の人数制限が強化されたり屋外でのイベントなどの人数制限も強化されるようです。デルタ株は、感染速度がとても速いようで感染者数よりも医療機関の逼迫度が規制強化のバロメーターとなってきているようです。
By Midori
コメント