3月8日の衝撃的なロックダウン宣言に始まり首相官邸からの記者会見が頻繁に行われるようになった今日この頃、
コンテ首相の後ろ側に映る絵を見て
「え?」と思い、調べてみると、前首相レンツイさんの時に置かれた複製品で、
オリジナルは、頻繁に行っていた、バチカン美術館のラフェエロの間にあるこちらです💁♀️
ラファエロ作「レオ大教皇とアッテイラ王の会談」1514年
レンツイさんの意図は分かりませんが🙃
オリジナルは、かの有名なユリウス2世という教皇様が、フランス軍のイタリア侵入に悩まされていた時代に依頼したもので、最前線で軍隊を指揮していた教皇様は、
「わたしには、後ろ盾があるんだ❗️」
(左上には、聖ペトロと聖パオロの姿が見られます)
という思いで依頼したのでしょう。
紀元後452年イタリアに侵入しローマ征服を宣言したフン族アッテイラ王を阻止しようとレオ1世がミンチョ川近くまで向かい説得に成功したと言われています、疫病の問題があったとか、アッテイラ王の退陣の真の理由は明らかにはなっていませんが、、、。
さてこのフレスコ画は、ヘリオドロスの間にあるのですが、ラファエロがフレスコ画の技術にも慣れよりダイナミックな表現とフレスコ画とは思えない素晴らしい色彩感覚で私達を魅了してくれる部屋です、是非お越しいただいてご覧くださいませ!
さて、ユリウス2世は、完成前に亡くなってしまい、ロレンツオ豪華王の息子、レオ10世が後継者となり、絵の中でレオ1世として登場しています。
因みにレオ10世は、ちょっと体重オーバー気味で、馬に乗って戦地に駆けつけるタイプではなかったそうですが😉😉😉
By Midori
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