コロッセオの入場料は一旦オンラインなどで購入してしまいますと、本来いっさいの返金は認められておりませんが、今回の新型コロナウイルス事件でコロッセオに予約を入れていたのに入場料が無駄になってしまったという方、異例のバウチャーが発行されることが決定しました。※結論を書くとこの件はすでに手続き期限が切れています。
新型コロナウイルスCOVID19の拡散に伴って3月8日に発令されたイタリア首相令に従い、コロッセオなどの公共の美術館やモニュメントは4月3日まで臨時閉鎖となりました。(4月26日に出された新たな首相令で、ロックダウンは5月17日まで延長されました。)この措置はその後も延長される可能性があります。すでにこの時期に公式オンラインサイトのCOOPCULTUREにてチケットを購入されていた方への返金などの対処があるかどうかについて、COOPCULTUREを所有するMIBACT(文化財・文化活動省)が検討しておりましたが、これについての決定がくだされました。
返金はありません。が、一年間有効のバウチャーが発行されることになりました。つまり一年以内にイタリアに来た際には、このバウチャーでコロッセオの予約を入れられるということです。対象者は、3月8日以降のコロッセオの臨時閉鎖期間以内に申し込まれていた方。その他、新型コロナウイルス 感染症を理由に病院や家などに隔離されていた方が対象に入っています。詳しくは次のリンクから英語でご覧ください。https://voucher.coopculture.it
このバウチャーの手続き方法は、そのリンク内の下にあるチェックボックスにチェックを入れ、Ferifiy your orderをクリックします。そこでPNRつまり予約コード番号とこれを予約した際に使ったメールアドレスを記入してSearchをクリックしてください。coopcultureが確認した後、メールにてバウチャーが添付されるということです。尚、コロッセオの臨時閉鎖以外の感染症に関する理由でチケットを使えなかった方は、vouchercovid@coopculture.it にメールでその理由を証明する書類と、入場の際に必要だった書類のコピーを送ってください。30日以内に返信があるとのことです。手続き期限は4月30日までです。未だ不明な点も多くありますが、該当される方は次の旅のためにやっておきましょう。
※その他ボルゲーゼ美術館、バチカン美術館の返金はすでに始まっておりますので、該当する方は次の関連記事をご覧ください。
※この件はすでに手続き期限が過ぎております。
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